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2023.03.03

Story2-2:珠玉の一粒

母なる貝の痛みと苦しみから生まれる珠玉の一粒

① 挿核
アコヤ貝の中には「外套膜」と呼ばれる、貝殻をつくる成分を分泌する膜があります。
もし貝の体内に小石などの異物が入った場合でも、この外套膜が真珠質を分泌して異物を幾重にもくるんでしまいます。
養殖真珠は、この外套膜の性質を利用して作られるのです。
養殖の第1段階では、養殖された母貝の体内に、アメリカのミシシッピ川産のドブ貝を削って作った小さな「核」を挿入し、外套膜から真珠質を分泌させて真珠層を形成してゆきます。

② 養生・沖出し
核を挿入したアコヤ貝は養生カゴに入れられ、波の静かな内海で1カ月ほど休ませた後、沖合いの養殖いかだに移されます。
それ以降の養殖期間中は、母貝が順調に真珠を育むように、貝についた海草や藻、フジツボなどを取り除く「貝掃除」の作業が何度も念入りに行われます。

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